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運行管理の統合化で事故50%削減、燃費8%改善、 運行管理者の24時間待機体制から解放

三雪運輸株式会社

〒454-0849 愛知県名古屋市中川区小塚町14

事業内容精密機器輸送事業・一般輸送事業
拠点数1拠点
従業員65名(グループ会社含む)
車両台数65名(グループ会社含む)
導入前の課題
  • 紙ベースの点呼簿による記録管理が煩雑で、点呼項目の漏れや記録ミスのリスクがあった
  • 運行管理者が点呼業務のために早朝から深夜まで駐在する運用を強いられていた
  • チャート紙を活用した手作業での労働時間・運行管理に依存し、法令遵守の根拠が不十分
  • 運転評価に関する情報が不足しており、効果的なドライバー指導・教育ができていない
導入効果
  • 安全性の向上~事故50%削減、保険料割引率が最大に
  • 経済性の向上~燃費8%改善
  • 法令遵守の確実性向上~監査対応の強化
  • 運行管理者の働き方改革~24時間体制から解放

ITP-WebService V3 — 安全運転意識の向上で事故を半減

導入の背景

チャート紙では、運転評価に関する情報が不足しており、ドライバーへの効果的な教育ができていませんでした。
またカード型デジタコの販売が終息することから、機器交換の必要性を感じていました。

導入初期の課題と克服策

従前の「管理が嫌だから運転手になった」という世代の抵抗が存在していたため、 「管理されるのが嫌」という理由から、一部のドライバーが離職してしまいました。
この課題を克服するため、三雪運輸は以下の施策を講じました。まず、導入決定後、会社としてデジタコ導入を方針として打ち出し、マニュアル説明を実施してドライバーへの対応を行いました。
さらに重要なのは、インセンティブ制度の明確化です。運転評価による処遇改善が、単なる「管理」ではなく「正当な評価」であることを周知しました。また、評価手当に大きな差をつけすぎるとボタン不正操作が生まれることを認識し、適切な差額設定を工夫することで、信頼に基づく評価制度を構築したのです。

活用している機能と成果

最も活用している機能は「運転評価順位表」です。ドライバーのモチベーション向上を図るため、安全運転・経済運転の順位表を作成・提示し、その結果を評価手当や賞与額として処遇に反映させることで、安全運転を定着させました。
その他、メッセージ送信機能は電話に出られない時や睡眠中の指示を送信するのに活用されており、ドラレコ映像は主に事故対応時の映像確認の他、積込みに時間を要している場合の状況確認やあおり運転通報時に客観的に状況を確認するのに使われています。

導入効果

安全運転への意識が高まった結果、事故件数が半減し、保険料の割引率が最大となったのです。これだけでも投資対効果は十分ですが、さらに運転評価が可視化されることで、より効果的な指導が可能になり、ドライバーのエコ運転の技術向上により、燃費を8%改善することにも成功しました。

Navisia乗務員時計 — 手作業からの解放で正確な労務管理を実現

導入の背景

点呼記録簿とチャート紙を活用した労働時間管理が大きな負担になっていました。また、改善基準告示の遵守状況に関する明確な根拠を提示することが難しく、監査対応にも課題を感じていました。

Navisia乗務員時計(デジタコ連携版)を選択した理由

デジタコを活用した労働時間管理に限界を感じていた中、既存で使用していた日報レイアウトの適用が可能であり、日跨ぎ運行時の複雑な労働時間管理にも対応した「Navisia乗務員時計(デジタコ連携版)」の導入を決めたのです。

主な活用機能と運用

導入後、運転日報と勤務実績照会がよく活用される機能となりました。時間外労働の状況をリアルタイムで把握し、上限超過が見込まれるドライバーに対して負担の少ない運行を割り振ることで、配車の最適化が図れるようになったのです。
また、精密機器の配送を行っているため、荷主に運転日報の提出を要求されることがあります。乗務員時計から出力される日報を提出することで、運行計画の改善や値上げ交渉の根拠としても活用できるようになりました。

導入効果

労働時間をドライバーのボタン操作だけで正確に管理できるようになり、紙ベースの手作業集計から完全に解放されました。これにより、監査対応に明確な根拠を提示できるようになり、改善基準告示への対応が可視化されました。
また、運行実績データの自動取得により帳票から転記する作業も簡素化され、事務業務の負担が大幅に軽減されました。労働時間が正確に把握できるようになったことで、時間外労働の上限が迫っているドライバーに対して負担の少ない運行を割り振るなど、今まで以上にコンプライアンスを遵守した配車が可能になったのです。

点呼+ — 早朝の自動点呼で運行管理者の業務負担を大幅軽減

導入のポイント

点呼記録簿とチャート紙を活用した労働時間管理が大きな負担になっていました。また、改善基準告示の遵守状況に関する明確な根拠を提示することが難しく、監査対応にも課題を感じていました。

運用上の工夫

新しいシステムの導入には、ドライバーの理解と協力が不可欠です。毎月一回の安全会議の場で点呼説明会を実施し、丁寧な指導を行いました。
また、使用方法や点呼中断時の対処方法を分かりやすく提示することで、確実な運用を実現しました。

導入効果

早朝の自動点呼導入により、運行管理者がドライバーの点呼時間に合わせて駐在する必要がなくなり、業務負担が劇的に軽減されました。同時に、紙の点呼記録簿・集計作業から完全に解放され、事務業務が大幅に軽減されたのです。
さらに、血圧・体温といったバイタルデータが自動で記録されるため、ドライバーの体調管理が大きく強化されました。これまで見落とされていた健康リスクが早期に発見できるようになり、健康経営の観点からも大きなメリットが生まれました。点呼項目の漏れや記録ミスのリスクからも完全に解放され、確実な法令遵守が実現できたのです。

全体的な成果 — 紙ベース運行管理からの完全な脱却と経営効果の実現

三つのソリューションを統合的に導入した結果、三雪運輸は運行管理全体の転換を実現しました。
安全性の面では、事故件数が半減し、保険料の割引率が最大となりました。具体的には、バイタルデータの自動記録、運転評価スコアの可視化、ドラレコ映像を活用した指導が相まって、ドライバーの安全意識が大幅に向上したのです。
業務効率化の観点では、運行管理者が24時間体制から解放。同時に紙ベースの手作業が完全に廃止されました。
さらに、点呼の自動化、労働時間の自動集計、日報作成の自動化により、事務業務が大幅に軽減されました。
また、労働環境の改善では、労働時間が正確に把握できるようになり、改善基準告示への対応状況が可視化されました。そして、運転評価による処遇改善が「正当な評価」として認識されるようになり、ドライバーのモチベーション向上につながっています。
経営的な数値としても、事故件数削減による保険料割引、燃費の8%改善、配車最適化による無駄の削減など、コスト削減と売上向上の両面で成果を上げています。
三雪運輸の事例は、適切なシステムと導入方法を採用することで、安全性、効率性、法令遵守、人事評価の適正化をすべて同時に実現できることを証明しています。

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