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導入事例

点呼・勤怠・運行データを一元化し、予防的労働管理へ

株式会社産業ガステクノサービス

〒312-0033 茨城県ひたちなか市市毛1052番の2(ガス物流課)

事業内容経済産業大臣指定保安検査機関・高圧ガス保安協会認定検査事業者 各種高圧ガス設備の保安検査ならびに各種非破壊検査など(ガス保安・エンジ部) 一般貨物自動車運送事業 ローリー車による液体窒素、液体酸素の輸送ならびに気密・ガスパージ作業(ガス物流課)
拠点数1拠点
従業員16名
車両台数13台
導入前の課題

【点呼】

  • 紙ベースの点呼記録で管理が煩雑だった
  • 早朝・深夜の点呼執行で管理者の負担が大きい
  • 朝の時間帯に点呼が集中し、点呼待ちが発生することがあった

【労働時間管理】

  • 出勤・退勤・残業時間を別々に管理煩雑な管理に悩まされていた
  • 前日分の勤務実績を翌日に2~3時間かけてExcelに入力(業務の属人化)
  • 結果管理(事後の確認)だったため、改善基準告示の違反を防ぐ仕組みができていない
導入効果

【点呼+】

  • 点呼記録簿の自動作成で煩雑な記録業務から解放
  • 業務後の自動点呼により管理者の残業を削減(▲3時間/日)
  • システムを活用した対面点呼で、点呼の効率化と確実性を両立できるようになった

【Navisia乗務員時計】

  • 勤務実績のExcel入力作業を40%削減
  • バラバラだったデータ(運行実績・労働時間・点呼結果)をシステムで一元管理!データの有効活用が可能に
  • 結果管理→予測管理への転換、2024年問題への対応基盤を構築

ご利用製品


🤖 点呼+(ロボット版Kebbi)

🕐 Navisia乗務員時計(デジタコ連携版)

点呼+ — 21時待機からの解放。ロボット点呼が変えた管理者の働き方

導入の背景

液化ガスの配送という特性上、ドライバーの帰庫時間は夜間に及ぶことも多く、管理者は定時(18時)を過ぎても21時まで待機しなければならない状況が続いていました。
また、点呼記録は紙ベースで管理されており、煩雑な記録業務が管理者の本来業務を圧迫。早朝・深夜の点呼対応も重なり、管理者の働き方改革が急務となっていました。

導入の決め手

点呼業務の課題解決を検討していた同社が「点呼+」と出会ったのは、トラック協会主催のDX推進セミナーがきっかけでした。その後、茨城県の補助金制度も活用しながら「点呼+(ロボット版Kebbi)」を導入。
これを起点に、クラウド型デジタコ(富士通:ITP-WebService V3)や労働時間管理システム「Navisia乗務員時計(デジタコ連携版)」との連携へと段階的にDXを拡大していきました。

活用している機能と成果

夜間の帰庫待ち、紙による記録業務、バラバラなシステム管理。点呼業務をめぐる複数の課題は、「点呼+」の導入によって大きく改善されました。管理者の残業削減から業務の自動化・システム連携まで、現場にもたらされた変化をご紹介します。

1. 管理者の残業を大幅削減
従来、管理者は18時の定時以降もドライバーの帰庫を待つために21時まで残業せざるを得ず、3時間もの待機時間が生じていました。「点呼+」の導入により業務後の自動点呼が可能になったことで、この状況は大きく改善されました。
現在は富士通デジタコ(ITP-WebService V3)でドライバーの位置情報を確認しながらメッセージを送信するだけで退勤できるようになり、管理者の長時間待機が解消されています。

2. 点呼記録業務の自動化で事務作業を効率化
これまで手作業で行っていた紙ベースの点呼記録簿の作成が、システム導入により自動化されました。煩雑な記録業務から解放された管理者は、本来注力すべき安全管理業務により多くの時間と労力を充てられる環境が実現しています。

3. 運行管理システムとの連携で機能性をさらに向上
「ITP-WebService V3」でドライバーのリアルタイムな位置情報の確認とメッセージ送信機能の活用が可能となりました。これにより、これまでは帰庫後でなければできなかった業務連絡もタイムリーに行えるようになり、より効率的で柔軟な運行管理が実現しています。

4. 対面点呼の効率化と確実性を両立
システムを活用した対面点呼の導入により、従来の手作業に頼った運用と比べてスピードと正確性が大幅に向上しました。点呼業務の効率化を図りながらも、確実な実施という安全管理上の根幹は損なわれることなく、両立が実現しています。

運用上の工夫

デジタル化の推進にあたり、高齢ドライバーからの操作不安の声には、事務員が点呼場に立ち合い、ロボット版Kebbiの操作方法を丁寧にレクチャーする体制を整備。また、顔認証エラーが頻発していた問題に対しては、点呼場にリングライトを設置することで照明環境を改善し、認証精度の大幅な向上を実現しました。
システムを導入して終わりではなく、現場に寄り添った運用サポートにより、全ドライバーがスムーズにシステムを活用できる環境が整っています。

Navisia乗務員時計 — 結果管理から事前管理へ。安心と効率を両立する革新に迫る

導入の背景

産業ガステクノサービス様では、運行管理(デジタコ)・勤怠管理(Excel)・点呼管理(紙)という3つのデータをそれぞれ独立したツールで管理していました。これらのシステム間に連携はなく、同じ情報を複数のツールに繰り返し入力する状況が常態化。作業負担が大きいだけでなく、入力ミスのリスクも常につきまとっていました。
さらに深刻だったのは、事後的にデータを確認する「結果管理」体制の限界です。この仕組みでは、労働時間の違反が発生してから初めて把握できるにすぎず、問題を未然に防ぐことができませんでした。2024年4月に施行された「改善基準告示」への対応には、違反を事前に検知し、予防的に手を打てる体制の整備が不可欠です。こうした課題を解決するため、同社はシステムの刷新に踏み切りました。

導入の決め手

同社が数ある勤怠管理システムの中から『Navisia乗務員時計(デジタコ連携版)』を選んだ決め手は、既に導入していた富士通デジタコ(ITP-WebService V3)とシームレスに連携できる点にありました。単なる勤怠管理ツールとしてではなく、運行データと勤怠データを自動で統合できるシステムとして高く評価されました。
バラバラに存在していた複数のデータを有効活用し、一元管理によるDX推進を実現する手段として、「点呼+」との連携も含めた包括的な導入が決定されました。

活用している機能と成果

1. 自動データ連携で入力工数40%削減
点呼+ロボット版を活用した打刻により、正確な労働時間データが自動で連携される仕組みが整いました。出退勤情報と運行情報をもとに勤怠データが自動作成されるため、これまで担当者が手作業で行っていたExcelへの入力が大幅に削減され、業務の属人性も排除されています。その結果、月間40〜60時間もの工数削減を実現しました。

2. 事前管理体制への転換
デジタコの実績データをもとに労働時間が自動計算されることで、ドライバーごとの改善基準告示への進捗状況や月間の労働時間トレンド、そして違反リスクの兆候を一覧で把握できるようになりました。これにより、問題が起きてから対処する「結果管理(事後確認)」から、リスクを予測し未然に防ぐ「事前管理(予測/防止)」へのシフトが実現し、2024年問題への対応基盤が整備されました。

3. 給与システムへのシームレス連携
勤怠情報を給与システムと連携させることで、給与計算業務においても二重入力や手作業によるミスが削減され、さらなる業務効率化が図られています。

今後の展望 — 三位一体の実現へ――法令遵守・効率化・従業員満足度

今後もデータドリブンなアプローチによるDX推進を継続し、蓄積した労働時間データの分析をさらに深化させていく方針とのことです。ドライバー個別の負荷分析やシフト最適化を通じて、より予防的で精密な労働管理体制を構築することで、2024年問題への継続的な対応を強化していきたいとお考えです。
これらの取り組みにより、法令遵守・業務効率化・従業員満足度の三位一体を実現し、運送業界全体のベンチマークとなることを目指されています。

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